龕屋(がんや)

くるーる

2013年07月03日 23:59

龕(がん)とは亡くなった人を墓まで運ぶための輿(こし)

のことで、今でいう霊柩車のようなものです。

沖縄では火葬が普及する前までは死体をお墓にそのままの状態で

収め、その後洗骨し、骨壺に収め直していました。

そして写真にあるのが龕を収める場所でいわゆる「龕屋(がんや)」

といわれるものです。龕を所有する集落には今も残っているところ

もあります。

ちなみに写真は八重瀬町字当銘(とうめ)・小城(こぐすく)集落が

共有している龕屋です。

ここの龕は沖縄県指定有形民俗文化財に指定されていて、とても

にきれいに残っています。写真の看板の後ろから中を見ることがで

きます。きれいな龕が見れますよ。




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